2025年12月8日(月)深夜に発生した青森県東方沖地震。八戸市を含む青森県太平洋沿岸地域に大きな被害をもたらしました。さくら野百貨店八戸店も翌12月9日(火)から館内の安全確認と設備点検のため臨時休業しておりました。12月12日(金)は特別スペースにて市内の中学校の制服の受注業務を再開。12月13日(土)からは、地階・1階・2階の営業を再開するに至りました。大地震から4日、八戸市中心街の百貨店に再び営業中の灯が灯りました。
2025年12月13日(土)9:30過ぎ。さくら野百貨店八戸店のシャッターが開かれ、買い物客を迎え入れる準備が始まった。
百貨店の営業再開。それは街に日常・賑わいが戻ってくる大きな契機となる。いつもにも増して彩り鮮やかに見えるSakuranoのロゴとピンクのイメージカラー。
大地震の爪痕は建屋に残っている。さくら野百貨店以外にも壁に損傷が入ったコンビニなど、市内至る箇所でそうした光景がみられた。
開店時間の告知! 今日からお店が開くのです。営業再開に至るまで、店員さんはじめ、関係者の皆さんの苦労や努力は相当のものであったのだろう。
9:45には店内で朝礼が行われていた。中に入っているのはメディアの方々。
開店時間が近づき、三日町側入口の扉を開ける店員さん。エントランスには、買い物客が待ちわびていた。
そして10:00開店。続々と買い物客が店内に入っていく。営業再開と店員さんと一緒に喜ぶ買い物客。さっそく紳士服を品定めする夫婦たち。食料品を買い込む主婦。いつもの百貨店の模様が描かれていた。11:00を過ぎると、店内の買い物客の姿も増えてきた。
地階には「お歳暮ギフト特設カウンター」が設けられ、カタログベースとなるが、来店でのお歳暮申し込みも可能になった。
さくら野百貨店八戸店。地震に負けず、これからも中心街を、みんな笑顔に。
さくら野百貨店八戸店は、八戸市中心街で唯一残った大型商業施設、八戸市唯一の百貨店です。開店日は1968年6月23日。八戸市中心街の三日町に店舗を構えています。2023年10月にお買い物。
土曜日のさくら野百貨店八戸店の正面に面する通り。雨の影響もあって、開店時刻では人もまばらか...
中心街表通りの西側には、地下食品売り場に向かう入り口もある。
1階フロアは有名コスメや服飾雑貨のフロアとなっている。デパートのエントランスに相応しい雰囲気。オーソドックスでありながら百貨店感を漂わせるこうした雰囲気が大好き。
2階は紳士服、紳士服飾雑貨、アウトドアのフロア。様々なラインナップが揃い、楽しいお買い物ができる♪
3階は婦人服のフロア。婦人服は今でも百貨店の売り上げの主力。
4階には婦人服、婦人靴の他に100円ショップSeriaの売場がある。
地階は銘店、食品のフロア。地元名産品のコーナーやレストラン街も地階にある。三春屋から移転してきたとんかつ宮政も。
1階から3階までのエスカレーターは幅員が2人分のものだが、3階から上のフロアのエスカレーターと1階から地階を結ぶエスカレーターは幅員が1人分と狭くなっている。店舗の増築の結果だろうか。
店舗の裏手にあるさくら野パーキングは、さくら野百貨店八戸店の各階に直結している。
さくら野百貨店八戸店の塔屋。
2022年3月に、やまき三春屋とともに訪問したさくら野百貨店八戸店。
三春屋百貨店をはじめ、大型店がひしめき合った八戸市中心街で、ただ1つ残ることになったさくら野百貨店八戸店。
店舗裏手にあるさくら野パーキング。
JR本八戸駅に向かう通りに面する店舗入口の様子。
さくら野百貨店八戸店のフロア案内板。
デパートのエスカレーターは夢の空間へとつながっている♪
紳士服売り場は2階。地方百貨店で紳士物の取り扱いが縮小傾向のなか、様々なブランドを扱う売場。
さくら野百貨店八戸店は、JR本八戸駅の南方、八戸市の中心市街地にある百貨店です。付近に三春屋やcinoなどの大型店が並ぶ繁華街と本八戸駅からの通りの交差点に位置し、八戸市の代表的な百貨店となっています。2018年12月訪問。
さくら野百貨店八戸店はエスカレータ幅が3Fより上層は1人分となっている。建物の上層階の天井はやや低くなっている。地階が食品や銘店、1Fは服飾雑貨や化粧品、2Fは紳士服、3Fと4Fは婦人服や婦人靴、5Fが子供服、6Fが食器や家庭用品の売場構成。店舗と直結している立体駐車場はタイムズの運営となっている。
2006年9月時点でのさくら野百貨店八戸店。正面はカラータイル調がくっきりと。
この頃は、塔屋が表通りからちゃんと見えていたらしい。
